スキーゲレンデ跡地の植生復元に取り組んでいます

◆ 更 新 情 報 ◆

 

 令和5年(2023年)は、第2ゲレンデにおいて5月27日に71名の参加者によりヤシャブシ120本とヤマハンノキ70本、計190本を植林しました。また、9月20日には福島県の事業である「福島の水にふれよう2023」と合同で69名の参加者によりヤマハンノキ250本を植林しました。荒廃地が最も広い第2ゲレンデにおいて本格的に植林するのは2年目とですが、第2ゲレンデは標高が高く石が多い地盤であることなどから生育状況は芳しくありません。



 赤面山は、那須連峰の一角にある標高1,701mの山で、その中腹にあった白河高原スキー場は平成12年(2000年)に廃業しましたが、建物やリフトは放置され、ゲレンデも表土が流出して荒廃してしまいました。標高が低い第1・第4・第5ゲレンデはススキやカラマツなどの植生が回復してきましたが、標高が高い第2・第3ゲレンデは今も草や木が生えてこない状況が続いています。

 

 「赤面山を緑にする会」は平成26年(2014年)に発足し、ヤシャブシとヤマハンノキなどの植林活動を行っています。

 会の構成団体は、西郷山岳会、白河山岳会、白河連峰会、西郷くらしの会、西郷村商工会、西郷村観光協会、県南,木もれび倶楽部、福島県もりの案内人の会県南支部、日本野鳥の会白河支部、住友ゴム工業㈱白河工場、三菱製紙㈱白河事業所、白河高原薪の会、阿武隈川漁業協同組合白河支部、西郷村年金者の会、白河オリンパス㈱で、計15団体です。

 協力機関は、福島森林管理署白河支署、西郷村、(独)那須甲子青少年自然の家、環境省日光国立公園那須管理官事務所、那須平成の森フィールドセンターで計5機関です。

 この他に個人的に協力していただいてる方々もいます。