スキー場跡の現状について

白河高原スキー場は、赤面山の中腹標高1090mから1500mの国有林内に造られたスキー場で、平成12年に廃業しました。センターハウスやリフトなどの施設は放置されたままとなっています。ゲレンデ跡地は、標高が低い第1、第4ゲレンデなどはススキが生え、カラマツが成長するなど植生が回復してきています。しかし、標高が高い第2、第3ゲレンデでは表土が流出して地盤の赤土や砂礫の斜面が広がり、なかなか植生が回復しない状況が続いています。

 


スキー場上段の左側の第2ゲレンデでは、中段から上段にかけて幅50m、長さ200mの広大な荒れ地が広がっています。

スキー場上段右側のの第3ゲレンデでは、中段から下段にかけて4筋の荒廃地が広がっています。左の写真は、北側の荒廃地。